エンジン本体が故障した場合の症状とその原因

自動車故障したらどうするの?
車の故障について、まずはエンジンの各部位に起きる故障とその原因や症状についてみていきましょう。
まず、車の故障において、エンジン本体や動弁系の部品や構造に何らかの故障が発生した場合の症状は、基本的にはエンジンはかからなくなる、またエンジンはかかるが走行に支障をきたすという場合がほとんどです。(自動車診断機
要するにエンジン本体や動弁系の部品や構造の故障は、軽いオイル漏れ程度を除けばそのほとんどが致命傷となりうるという事です。
例えば、車の故障において、エンジン本体であるブロックやシリンダーヘッドが破損すれば、冷却水やエンジンオイルが漏れてしまい、エンジンに必要な冷却性能や潤滑性能を確保できなくなります。また、燃焼室付近が損傷すれば、ガソリンと空気の混合気を圧縮し燃焼させる事ができなくなります。
こういった、エンジン本体が破損する事は滅多にありませんが、しかしながら冷却水に不凍液が入っていなかったために、冬場に冷却水が凍結~膨張し、ブロックが破損したとか、エンジンオイルや冷却水が漏れていたあるいは入れ忘れたためにエンジンが焼きついたといった事もあります。(Obd2)
したがって、車の故障でエンジン本体が壊れる場合は、そのほとんどがエンジンを保護するために必要なメンテナンスが行われていなかったの原因だといえるでしょう。